〜食生活管理がかくれ老化予防の第一歩。おとなの食育の必要性〜
現代の食生活の問題点として「欠食・軟食・偏食」が挙げられます。この3つはそのまま、かくれ老化を促進させる原因としても考えられるものです。朝食などを抜いてしまう欠食、軟らかいものばかり好んで噛む力を弱めてしまう軟食、一人で食事を摂る人によく見られる好きなもの、特定の食材に偏った偏食、どれもエネルギーが不足したり、うまくエネルギー燃焼が行われなかったりと、カラダに大きな悪影響を与えてしまうものです。
人間の体の中では、さまざまな栄養素が影響し合ってエネルギーの燃焼が行われています。たき火に例えてみるとわかりやすいのですが、
薪である脂肪を燃やすためには燃えやすい新聞紙(炭水化物) に火をつけるマッチ役のビタミンB1(豚肉やアスパラ、鮭など)、
そしてその火をあおいで薪に転化させるうちわ役のビタミンB2(緑黄色野菜、乳製品、卵、鯖など)が必要であり、これらの材料がすべてそろうことで効率よくエネルギーが燃焼し、力を最大限に発揮できるのです。
"人を良くする"と書く「食」という文字。その文字が表す通り、自分のカラダと心を良くしてくれるのが食事。健康を保つため、かくれ老化を防ぐための目的を持った食生活をしていきましょう。ぜひレシピを参考にしてみてくださいね!